QOLを高める事こそ至高のリハビリテーションである

QOLを高める事こそが、至高のリハビリテーションであるとおもいます。

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QOLとは何か??

QOL(クオリティ オブ ライフ)英語でquality of lifeの略語です。日本語では、人生の質・生活の質といわれています。
有名な哲学者のソクラテスは『何よりも大切なことは、ただ生きることではなく、よく生きることだ』と言っています。つまり、人の人生とはその人がその人らしく生活することで人生の幸福を得る人生の幸福度や満足度をを表す考え方の事です。

現在のリハビリの現状

リハビリでは急性期・回復期・訪問リハビリと色々な環境でのリハビリが提供されてますが、どの時期のリハビリでも患者を自宅復帰や社会復帰を目指して介入していく事を目的としてリハビリ提供をしていると思います。
 しかし、今のリハビリの現状では患者の機能レベルを見て自宅で転倒の内容な生活スタイルや仕事内容を調整してから退院することが多くあります。けれども、退院後にリハビリの指導を聞かずに生活している患者は多くいらっしゃいます。
その時、リハビリが思うことは
・転倒リスクが高い状態で生活しているのでいつ転倒してもおかしくない
・そんな環境で生活できるわけがない
・家族などの介護負担が増えるだけ
・入院中はそんな機能がなかったので生活できるわけがない
など否定的な意見が多くあります。それが、今のリハビリテーションの現状です。

QOLを考えたリハビリテーションとは

QOLを考えてのリハビリテーションとはいったいどういったものなのか?
それは、本人が生活してうえで必要な機能面・精神状態・自宅や社会環境を理解し、本人が生きがいとしている生活・その人の社会的秩序の再獲得・その人が病気を向き合った状態でのより良い生活ができるように支援する事だと思います。
 時には、ベッドでしか生活出来ないかもしれませんが床上動作の練習をしたり、仕事復帰や家事動作獲得のために必要な機能向上や福祉用具の選定をしなければいけません。それが、その人らしく生活するために必要な事なら機能面のリハビリテーションを行うより、もっとも重要なリハビリテーションだと思います。

QOLを評価するための方法

QOLを評価する方法はいくつかありますので紹介していきます。
汎用評価法
・Sickness Impact Profile (SIP)
・Nottingham Health Profile (NHP)
・Medical Outcomes Study 36-Item Short Form-36 (SF-36)
・EuroQoL (EQ-5D)
・Patient Generated Index (PGI)
疾患特異的評価法
・European Organization for Research and Treatment of Cancer (EORTC QLQ-C30)
・General [Geriatric] Oral Health Assessment Index (GOHAI)
・Kidney Disease Quality of Life Short Form (KDQOL-SF)
年代別評価法
・COHIP(コーヒップ) 対象年齢8~17歳の 口の状態がQOLに与える影響アンケート 34-Item (SF-19)
日常生活動作
Barthel Index of Disability (BI)

がありますので、患者へ実際に評価してみてください。

まとめ

リハビリテーションとは、re(再び)+ habilis(適した)という意味があります。その意味は再び適した状態にするという意味です。皆さんは、その意味を理解した上でリハビリを提供していますか??
 昔の僕は、患者の機能面の回復しか目標にしていませんでした。機能面が回復すれば、自然と元の生活に戻れると考えていたからです。しかし、現実は上手くいきませんでした。患者よって、治療効果も回復速度も全く違い、患者を元の機能面に回復させることは難しいことでした。しかし、QOLの向上を目的に介入することで患者の生活や社会的秩序を再び適した状態に戻すことを目標にするとそれに必要なリハビリを選択し提供する事が出来ました。
機能面を改善することは、間違ってはいませんが機能面が改善したからといって患者が元の生活に戻れるとは限りません。なので、患者が再び適した状態に戻れるようなリハビリテーションと提供できるようにしていきたいと思っています。

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