理学療法士・作業療法士ってなに??

目次

  1. 理学療法士(PT)とは?
  2. 作業療法士(OT)とは?
  3. PT・OTの違いは?
  4. まとめ

1.理学療法士(PT)とは

歴史

 理学療法士という職業は、ギリシア時代にまでさかのぼることができるといわれています。理学療法が大きく発展したのは、第一次世界大戦時のアメリカ。日本でも、大正時代にはリハビリが行われ、東京帝国大学医科大学附属病院の整形外科内で、マッサージなどの物理療法が実施されたとの記録が残っています。
1960年には、『厚生白書』が、医療の重要部門としての医学的リハビリテーションについて言及しています。そしてWHO(世界保健機関)による、理学療法士などを早急に養成するべきとの要請を受けて、1963年、東京の清瀬にある国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院が、東京の清瀬に国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院が、日本で初めての作業療法士・理学療法士養成校として認可されました。WHO(世界保健機関)による、理学療法士などを早急に養成するべきとの要請を受けたものです。1965年に、『理学療法士および作業療法士法』が施行されると、その翌年1966年に第1回理学療法士国家試験が実施され、183名の理学療法士が誕生しました。
人の身体の動きを専門にする医療専門職が、この年、日本で初めて誕生したことになります。

       スダディサプリ進路 理学療法士の歴史を知ろう 引用

定義
理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。
 理学療法士を一言でいうならば動作の専門家です。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節 可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改 善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。                                  

日本理学療法士協会より引用  

となっています。一般的にリハビリといえば、理学療法士という印象があり。世間も理学療法士の方が作業療法士・言語聴覚士より認知されていますね。

2.作業療法士(OT)とは

 歴史

 作業療法自体は、日本に伝わる以前から欧米にはあり、もともと欧米では作業療法という名前ではなく「道徳療法」という名前だったようです。「近代精神医学の祖」と言われている、フランスの精神科医フィリップ・ピネルが行った道徳療法が起源とされています。
精神に障がいのある人たちや素行の良くない人たちが仕事を通し成長していったという過程から、作業というものが人に大きな影響を与えることが発見されて、しだいに療法として確立されていったそうです。
日本には第二次世界大戦以降に伝わり、1957年に日本整形外科学会評議員会で「理学療法士、作業療法士を養成する」決議が採択され、1963年に作業療法士の養成学校が誕生。その後、1966年に作業療法士が国家資格として認められ、同年には「日本作業療法士協会」が発足しました。
さらに1975年には「精神科作業療法診療報酬制度」が点数化されたことで、作業療法士が正式に診療報酬を得ることができるようになり、現在へといたります。

 スダディサプリ進路 作業療法士の歴史を知ろう 引用

定義

 作業療法とは,作業を通して健康と幸福な生活の推進にかかわる職業である。作業療法の主目標は,人々が日々の生活の営みに参加できるようにすることである。作業療法士は,こうした成果を達成するために,人々が自らの参加能力の向上をもたらすような事柄に取り組めるようにしたり,参加をよりよく支援するための環境整備を行ったりする。

作業療法士は,広範囲におよぶ教育を受けることにより,健康状態に由来する身体の機能もしくは構造的な障害があり,かつ社会参加への障壁を体験している人々と,個人あるいは集団レベルで協業していくための知識と技術を身につけている。

作業療法士は,物理的な環境,社会の態度や制度的な環境によって,人々の参加が支えられることもあれば,制約されることもあることを確信している。それゆえ作業療法の実践が,人々の参加を促進するために,環境面の変革に向けられることもある。

作業療法は,病院,保健センター,家庭,職場,学校,矯正施設,高齢者住宅などを含む多岐にわたる場で実践される。クライエントは作業療法過程に積極的に関与し,作業療法の成果は多様かつクライエント主導であり,参加の観点,あるいは参加がもたらす満足という観点から判断される。

Wikipedia作業療法の定義(世界作業療法士連盟(WFOT) 2004) 引用

3.PT・OTの違いは?

 ここは、あくまでも自分の主観でしかないですが、

PTは歩行や動作などの機能面を通して患者を評価し日常生活復帰を目指す職業ではないかと考えます。

OTは、社会環境・作業活動・日常生活動作(ADL)に作業療法士がかかわることでQOLの向上や日常生活の復帰を図り作業を通して健康と幸福な生活を獲得する職業ではないかと考えます。

4.まとめ

 現在、日本全国には理学療法士が13万人・作業療法士が8万人おりリハビリの人口もどんどん増えています。

しかし、世間の認知度は低くリハビリの認知としてはPT『足のリハビリ』OT『手のリハビリ』という認識が多いのが現状です。

 今後、理学療法士・作業療法士を目指している学生はなぜPTOTを目指しているかを理解することが必要だと考えます。また、私たちセラピストも自分がPTOTをして専門性を生かしたアプローチをしていく必要があるのではないでしょうか。

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