新型コロナで世界的に寿命減少している【戦後最大】

新型コロナで世界的に寿命減少している【戦後最大】

概要

オックスフォード大学が27日に発表した研究によるとヨーロッパ・アメリカ・チリなど2020年の死亡記録が公表された29カ国のデータを分析したところに17カ国で平均寿命が短くなったと発表。
前年に比べ最も短くなったのはアメリカの男性の2年でリトアニアの男性が1.7年でした。 研究チームは西ヨーロッパ諸国でこれほど平均寿命が下がったのは第2次世界大戦以来とし新型コロナウイルスの影響について分析している。

アメリカの現状


アメリカの2020年の平均寿命が77 17.3歳で前の年と比べ1.5さい短くなったとの分析を発表しました新型コロナウイルスの感染拡大が主な要因でアメリカメディアによると、短縮幅は第2次大戦の1942~43年以降で最大だった。
男女別の平均寿命は男性が75.1歳で前年比1.2年・女性が80.5歳で同0.9年それぞれ短くなった。男女合わせた人種別の平均寿命は、白人が78歳で短縮幅が0.8年だったのに対し、ヒスパニック系は79.9歳で同1.9年、黒人は72歳で同2.7年それぞれ縮み、人種的少数派により大きな影響が出ているとの事

ヨーロッパの現状

EU27加盟国の大半の国で昨年、平均寿命が前年を下回ったと発表した。
発表された2020年の暫定値によると、下がり幅が最も大きいのはスペイン。平均寿命は19年には84歳だったが、1.6年縮み82.4歳になった。イタリアは1.2年縮んで82.4歳、フランスは0.7年縮んで82.3歳、ドイツは0.2年縮んで81.1歳になった。
例外はデンマーク、フィンランドで、それぞれ0.1歳延びた。統計局によると、EUでは1960年以降、平均寿命は延びる傾向にあったが新型コロナによる感染死者は、EU域内で約60万人にのぼった。

まとめ

全世界をみても新型コロナウイルスによる死者数の影響を受けて人口の減少が見られる。特に高齢者の死亡リスクが高いため平均寿命の減少傾向が見られやすくなっています。
死亡リスク軽減のためにも、コロナワクチンの接種をしていきましょう。

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