後期高齢者医療制度の改悪と対策【老後不安を解消しよう】

後期高齢者医療制度の改悪と対策【老後不安を解消しよう】

本日の話題

2021年6月4日付の日経新聞記事によると一定所得がある75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる医療制度改革関連法が4日の参院本会議で 自民公明両党などの賛成多数で可決成立。
単身世帯は年金を含めて年収200万円以上複数世帯では合計320万円以上が対象となる。
つまり、おじいちゃんおばあちゃん達は医療費をもっと自己負担してっていうねこういうことです

現状の医療制度について

日本の医療制度は大きく3つに分けることができます

➀健康保険
➁国民健康保険
➂後期高齢者医療制度👈今回の改悪はコレ!!

➀健康保険

健康保険は会社員とか公務員が加入する保険です。

健康保険に加入していると
➀医療費の窓口負担が多額になった場合でも自己負担額上限がある高額療養費制度
➁病気で働けなくなった場合手当がもらえる傷病手当金
➂出産に際してお金がもらえる出産手当金

非常に手厚い保証が受けられる保険となっており、保険料も会社と折半会社も半分出してくれるし医療制度を支えるために税金も投入されているため少ない保険料で充実した保障が得られます。ちなみに、民間保険は全額自腹なんで公的保険のコスパには勝てません。(笑)

➁国民健康保険

雇われの身じゃない人が加入する保険ですフリーランスとか農家さん無職の人が加入する保険です。

健康保険と変わらないんですけど、傷病手当金や出産手当金がなく・家族の保険料も払わないといけないため健康保険よりは若干弱い保険です。

➂後期高齢者医療制度とは

75歳以上の人が加入する先程の2つから独立した医療制度です。
原則窓口負担が原則1割ですが現役並み所得者は窓口負担が3割となっています。
高額療養費制度もあり普通の所得水準で年金暮らしをしている一般的なケースでは、どれだけ医療費がかかったとしても月約5万円前後の自己負担で済みます
保険料の平均は月額6000円ほど所得割は収入額に連動

今後の対策

➀若いうちから貯金や投資をする
➁日頃から適度な運動をする
➂健康を意識した食事管理をする

内閣府のデータによると2010年に1億2800万人だった人口は 2060年に8700万人にまで減少し65歳以上の人の割合も2010年の23%から2060年には40%にまで上昇します

まとめ

日本の人口は減少傾向にあるため、社会保障制度が徐々に改悪されることはもはや避けられないことです。
そのため、健康的な食生活と適切な運動を行い保険に頼らない生活を行っていく必要があると思います。

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