ロコモティブシンドロームを知ろう!!

高齢者が気を付けてほしいロコモティブシンドロームを知ろう‼

ロコモティブシンドロームとは

運動器の障害や、衰え(関節可動域の制限やサルコペニア等の筋力低下など加齢や生活習慣が原因といわれる)によって、歩行困難など要介護になるリスクが高まる状態のこと。一言で言えば、運動器機能不全のことである。日本整形外科学会が2007年(平成19年)に提唱した呼称(和製英語とされる)で、予防啓発を行っている。本の執筆者、健康関連雑誌の編集方針、医療関係者などの判断によってロコモ、ロコモティブシンドローム、ロコモーティブシンドローム、ロコモーティブ症候群、運動器症候群などと書かれたり呼ばれたりしている。

引用元:Wikipediaロコモティブ症候群

主な原因

・転倒による骨折
・関節リウマチなどの関節症状
・骨粗鬆症によるいつの間にか骨折
・ガンや肺炎などによる長期にわたる入院生活による廃用症候群
・脳血管障害による麻痺
・内臓の病気による食欲不振

により歩行困難や要介護状態が高まっていることが原因と言われています。

7つのロコモティブシンドロームチェック

➀ 立ったまま靴下が履けない
➁ 自宅の中で何度か転倒したことがある
➂ 階段を手すりがないと上がれない
➃ 横断歩道を青信号で渡れない
➄ 15分以上続けて歩けない
➅ 買い物などで2㎏以上重い物を持ち帰るのが困難
➆ 自宅での掃除や洗濯が困難
上記のチェック項目の中で1つでも当てはまればロコモティブシンドロームの可能性があり

予防方法

運動による予防

定期的な運動習慣を作るようにする。
運動内容では、スクワットや片足立ちなどを行い足腰の筋力をつけるようにしましょう。

食事による予防

タンパク質を中心とした食生活を心掛けましょう。
肥満体型の人はダイエットする事をオススメします。
お魚・お肉・緑黄色野菜・大豆製品をしっかりと食べ、カルシウム・タンパク質・ビタミンなどを積極的に摂取し、お米や揚げ物などの糖質や脂質を抑えるように心掛けた食事を行いましょう。

ロコモティブシンドロームになってしまったら

ロコモティブシンドロームが疑われたら、食生活の改善して肥満にならないように注意する事・運動機会をつくり足腰の筋力をキープしながら転倒ないような生活する事・担当の医師に相談する事が必要です。

まとめ

ロコモティブシンドロームは、高齢者社会での日本では身近な病気となっています。近年、要介護・要支援が増加傾向にあるため、ロコモティブシンドロームを予防し少しでも長い間自宅で生活するためにも定期的な運動と食生活の改善を心掛ける必要があると思います。

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