リハビリ実習学生が実習指導員に嫌われる ランキング TOP3

実習先でリハビリ学生が実習指導員(バイザー)に嫌われる行動TOP3

1.1 リハビリの臨床実習とは

リハビリ実習とは、高齢化の進展に伴う医療需要の増大や、地域包括ケアシステムなど、理学療法士、作業療法士を取り巻く環境の変化への対応や、臨床実習の拡充などによる質の高い理学療法士、作業療法士を育成するために必要とする。
現在、最低履修時間数の設定はなく、各養成施設において履修時間数に差がある。
※1単位を45時間以上の実習をもって構成
・理学療法士 18単位 810時間以上
・作業療法士 18単位 810時間以上
となっている。

厚生労働省HPより引用

1.2 臨床実習で学生が嫌われる行動ランキングTOP3

第1位 提出物を提出しない
第2位 実習指導員(バイザー)やその他のスタッフに対しての態度や言葉遣いが悪い
第3位 学習意欲がない

第1位提出物を出さない

第1位は一番よくありません。実習指導員がもっとも困る行動です。そもそも、提出物を出さないなんで小学生でも許されない行動です。
よくあるのが、『考えがまとまりませんでした。』『やってきたんですけど、プリンターのインクがなくて印刷できませんでした』など、様々な理由がありますがそんなのはバイザーには通用しません。なので、課題はしっかり出しましょう。

第2位実習中の態度や言葉遣いが悪い

これも、よくありません。本来、あなたや学校が病院や診療所へ臨床実習をお願いして実習させてもらっている立場である事を理解しなくてはいけません。それなのに、『見学中に寝ている』『腕を組んで話を聞いている』などの行動は気をつけてください。
個人的な意見ではありますが、バイザーやその他スタッフに【○○さん】という人がいますが、これは良くないと思います。あなたと実習先の人達は対等ではありません。あなたは勉強を教えてもらいに実習先に行っているのですから、そこにいる全てのスタッフは【○○先生】なのです。なので、全てのスタッフについて【○○先生】と呼ぶことを僕は学生に指導しています。

第3位学習意欲がない

これはリハビリ学生さんにとってはあまりないと思います。僕が言いたいのは、学習意欲がレポートや実習態度に伝わってこないということです。第1位とも繋がってきますが、正直バイザーは学生が『実習先へ行って適当に話を聞いてその場さえ乗り切ってしまえばいいや』という気持ちがある事は感じ取ってしまいます。
なぜならば、バイザーやその他スタッフは、言葉を発せない患者、嘘をつく患者、適当な態度をとる患者さんを毎日大勢相手にしているのですから、あなたの考えはある程度見抜かれています。(笑)
なので、しっかりと学習したいですという態度をとったほうがいいですよ。

1.3 嫌われないための対策

第1位の対策は簡単です。それは、課題を提出する事です。(笑)
というのは半分冗談です。そうするに極端な話ですが、一行でもいいから自分が考え抜いた評価や考察をしっかり書きバイザーに『一生懸命考えたんですが、これだけしか出来ませんでした。』と潔くいったほうがいいと思います。1行でも提出物を出すと出さないとでは大きな違いがあります。バイザーは提出物を出してほしいのではなくあなたがどう考えているかが知りたいだけなのです。そのためには、提出物は必ず提出しましょう。
第2位は、言うまでもないですね。社会人としてしっかりとした言葉遣いや態度を考えて行動しましょう
第3位は、第1位と同じで『どこが間違っているのか分からない』『どうした考察したらいいのか分からない』などがあると思いますが、とりあえず色々な方向性で考察を書きましょう。そしたら、バイザーが良い方向へ誘導してくれます。

まとめ

バイザーはあなたの敵ではありません。なぜならば、バイザーも数年前はあなたと同じ学生だったからです。勉強の良し悪しは関係ありません。あなたが、この病院で一生懸命に勉強したいという意欲が伝わってこればバイザーもあなたの力になりたいと思います。
たかが、一人のバイザーを手玉にとれなくて今後仕事をしたときに多くの患者さんを相手にすることが出来ませんよ。
実習はつらいと思いますが、自分の出来る事を全力でやって見てください!!

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